見て!聞いて!感じた!!OHIS活用によるコミュニケーションの変化

“自分に関係ないと思っていた”

OHISは、中程度〜重度の歯周病の患者さんだけでなく、軽度な患者さんにも効果のあるツールです。
26歳女性Sさん(リスク2症状18)に、さっそくOHISを使って現状を説明しました。
Sさんには、現在の状態(症状)より、リスクという言葉の方に反応が大きかったのです。

Sさん 「なりやすいとか、なりにくいとかあるんですか?」
「歯槽膿漏には、遺伝的なものや、たばこ、糖尿病など、なりやすさを強くするものがあるんですよ。Sさんのご両親はいかがですか?」
Sさん「うちの両親は、歯槽膿漏で、父は総入れ歯なんです。だから、気になっていて… それに、うちは糖尿病の家系なんです。それも関係があるんですか?どうしよう…」

患者さんは自分が興味があることを知りたいんです。
糖尿病と歯周病との関係をお話しをした後、質問があふれんばかりにでてきました。


「ちゃんと磨いているのにすぐにむし歯になってしまうんです。なぜですか?」
「疲れると腫れやすい場所があるんです。疲れと歯ぐきって関係がありますか?」
「ところで、キシリトールは本当にいいんですか?」
「うがい薬は効きますか?」etc…

口の健康に関する情報は、テレビやコマーシャル、インターネットなどの中で、“どれが自分にとって必要なのか”“何を取り入れたらよいか分からない”と困惑していたそうです。

予防のプロとして、伝えたいことはたくさんあります。
でも、まずは患者さんに、口の中のことに興味を持ってもらうことが優先です。
その上で、「このDHさんだったら聞きやすそうだな…」「色々教えてくれるからまた聞いてみよう」って感じてもらうことが大切なんです。
“聞いてくれるから”“聞いてみたいから”という関係が、信頼関係の第1歩です。


Sさんは、それからよく自分の口の中のことや体のこと、歯磨きで困っていることなどを質問してくれるようになりました。それと共に、着実に健康への階段を上っていっています。

中程度〜重度になる前から、口腔への関心が高まれば、
継続的なメインテナンスの習慣につながります。





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